転勤ママの保活ジレンマ|都筑区での転園先をどう選ぶか?
転勤で新しい土地に移るたびに、私たち家族は「住まい」だけでなく子どもの居場所を考え直さなければなりません。
来年度4月から、長女(年中クラス)と次女(1歳児クラス)の転園先をどうするか。
横浜市都筑区で迎える今回の保活は、制度と生活が複雑に絡み合い、頭を悩ませています。
本記事では、現時点の3つの選択肢と、それぞれのメリット/デメリット、私が①を選んだ理由、そして選択後に浮かび上がった壁をまとめます。
悩みの背景
私たちは転勤族。数年ごとに住む場所が変わり、子どもたちはそのたびに転園します。
来年度は長女=年中、次女=1歳児クラスで同時に園を探す必要があり、都筑区は共働き世帯の流入が多い人気エリア。
「どこに、どうやって預けるか」を誤ると、家計・送迎・生活リズムのすべてに影響が出ます。
選択肢の整理
① 長女・次女ともに都筑区の保育園
- メリット
- 長女(3〜5歳)は無償化対象、次女は第2子扱いで保育料が軽減。
- きょうだい加点が効き、同一園でそろう可能性が高まる。
- 送迎が1か所で済み、生活リズムを作りやすい。
- デメリット
- 申請に賃貸契約書のコピーが必要(転入予定の証明)。
- 実際に住む前から賃貸契約が必要になり、半年分の家賃(約120万円)を前倒しで負担。
② 長女は幼稚園、次女は都筑区の保育園
- メリット
- 幼稚園の申込に賃貸契約書が不要(11月の面接で進行)。
- 長女は無償化対象、園バスが使えれば送迎負担が軽減。
- デメリット
- 次女が第1子扱いとなり、保育料が月7万円程度(我が家試算で年約84万円)。
- 送迎先が2か所になり、朝夕の負担が増える。
③ 長女は幼稚園、次女は院内保育(職場付属の保育施設) → のちに都筑区の保育園へ転園
- メリット
- 4月時点で幼稚園+預け先を同時に確保できる安心感。
- 最初の1年は「とにかく預け先を確保する」方針で動ける。
- デメリット
- 院内保育は基本的に職場向けで枠が限られる。
- 送迎動線が複雑になり、のちの再転園で慣らしや手続きの負担が発生。
経済的合理性で選んだのは①
3つを比べた結果、私は①「長女・次女ともに都筑区の保育園」を選びました。理由は次の3点です。
- ランニングコストが最小化:長女は無償化、次女は第2子軽減。
2年目以降の月々負担が小さく、家計が安定します。 - きょうだい加点で安定:同一園でそろいやすく、送迎1か所で生活リズムが整う=親子のストレス減。
- 二度手間を回避:③のような再転園や、②の制度の切替によるややこしさを避けられる。
我が家の比較メモ:
・②は月7万円×12か月=約84万円の保育料(初年度)。
・①は前倒し家賃 約120万円が重いが、2年目以降の固定費は小さくなる見通し。
・②は月7万円×12か月=約84万円の保育料(初年度)。
・①は前倒し家賃 約120万円が重いが、2年目以降の固定費は小さくなる見通し。
……が、選択後に見えた「契約書の壁」
①を選ぶと、申請に賃貸契約書のコピーが必須という制度上の要件に直面します。
不動産会社にも相談しましたが、契約開始の先延ばしは基本的に不可との回答。
負担できる余裕はあるものの、10〜3月の家賃=約120万円の前倒しは、やはり家計に重くのしかかります。
制度の理屈と、現場の不動産契約の運用。その間にあるズレを強く感じています。
次回へ|9月末に現地で確認してきます
このままでは①を選んでも動き出せません。そこで、9月末に横浜へ実際に行き、以下を確認してきます。
- 区役所での転入予定の扱いの最終確認(申請要件・提出書類)。
- 不動産会社との契約条件のすり合わせ(契約開始日・費用発生のタイミングなど)。
次回の投稿では、現場で何が分かったのか/どこまで融通が効いたのかをリアルに報告します。
まとめ
- 転勤族の保活は、制度上の有利さと生活の現実のせめぎ合い。
- 我が家は長期の安定(①)を選択。ただし初年度の前倒し家賃が大きな課題。
- 制度と不動産契約の運用にギャップがあり、ここが最大のハードル。
- 9月末の現地確認の結果は、次回記事で共有します。
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