子育て世帯のデイトラ受講記|保育園を味方にした学習スタイルと時間術
「子育てしながら学習時間なんて取れるわけない」――そう思っていました。
でも、保育園のリズムと早朝2時間を軸にすれば、意外と続けられる。この記事では、子育て世帯の私がデイトラを受講したリアルな体験をシェアします。
受講のきっかけ|収入と働き方の不安定さ
私がWeb制作を学ぼうと思った理由は、「世帯収入を少しでも安定させたい」という切実な思いからでした。夫のキャリアは転勤・大学院進学・留学などで変化が多く、居住地も収入も毎年のように変わります。そんな環境の中で、自分の力で月5万円でも稼げたら家計はずっと安定するはずだと考えました。
もうひとつの理由は、子育てと両立できる在宅ワークが必要だったことです。夫の働き方次第で育児への関わり方は毎年違い、ワンオペになることも珍しくありません。だからこそ「家庭のリズムを崩さずに働けるスキル」が必要でした。
いろんな教材を試した結果、最終的に選んだのはデイトラでした。Progateで基礎をかじり、ZENstudyで言語を深掘りし、最後に「働くこと」を意識できる実践的なカリキュラムがあるデイトラに落ち着いたのです。
学習スタイル|買い切り教材が子育てと相性抜群
デイトラを知ったのはリベ大のYouTubeからでした。サブスク型だと「引っ越し」「妊娠・出産」といったライフイベントで学習が止まったときに料金だけが発生してしまいます。その点、デイトラは買い切り。これは子育て世帯にとって本当にありがたい仕組みでした。
実際、長女が2歳のときに受講を始めましたが、半年後には第二子を妊娠。学習は一度停滞しました。それでも教材が手元に残っていたおかげで、落ち着いたタイミングで再開することができました。
環境づくりも工夫しました。MacBook Proを使い、キッチン横に小さなワークスペースを設置。デュアルモニターで効率よく作業できるように整えました。家事と子育ての動線に学習を組み込むことで、自然と机に向かえるようになりました。
時間の取り方|保育園が生んだ学習リズム
私の学習時間は毎朝4時から6時。夜は寝かしつけで力尽きることが多いため、静かな早朝の時間を学習にあてました。これが一番集中できる時間帯でした。
大きな支えとなったのは保育園の存在です。長女は1歳4か月から、次女は9か月から登園。園のおかげで子どもたちの生活リズムが安定し、夜のばらつきが減りました。結果として、私の早朝学習も安定して続けられるようになったのです。
学習管理にはNotionを使ってゴールから日々のタスクを割り出し、スプレッドシートで学習時間を記録しました。進捗を見える化することで、「今日も積み上げられた」という達成感を得られました。
つまずきと乗り越え方
もちろん、順調なことばかりではありません。特に苦労したのはコンタクトフォームの実装です。HTMLの構造やclass名の付け方、CSSの細かい調整が絡み合い、「今どこを直しているのか?」と迷子になることが多々ありました。
そんなときは機能を細かく分けて、小さな完成を積み上げていきました。入力欄だけ、送信ボタンだけ、と段階を踏むことで全体像に振り回されずに進められるようになりました。
続けられた理由|背水の陣のモチベーション
私が継続できた最大の理由は、「受講1か月で開業届を出す」と決めたことです。学習を仕事につなげると宣言し、逃げ道をなくしました。さらに、子どもたちの保育園利用に就労条件を満たす必要があり、学習を続けることが子どもの居場所を守ることに直結していたのです。このプレッシャーは大きなモチベーションになりました。
これからの目標
今後は9月から営業を始め、実際に案件を獲得して収入を得ることを目指しています。まずは月5万円の安定収入。そして、運営しているWordPressブログを活用し、将来的にはゼロからテーマをカスタマイズできるスキルを身につけたいと思っています。
まとめ|こんな人にデイトラは合う
デイトラは「自分で学習スケジュールを立てられる人」にとても向いている教材です。特に、地方在住でWebの仕事に出会いにくい人にとって、オンラインコミュニティは大きな刺激になるはずです。
子育てと転勤に振り回される日々の中で、保育園・早朝学習・買い切り教材という3つを軸に学習を継続できました。子育て世帯だからこそ、工夫しながらでも学び続けることは可能です。この記事が、同じように迷っている方の参考になれば嬉しいです。
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